毎回いろんな時計をKARITOKE
でレンタルしておりますが、11本目に選んだのがゼニス クラス エルプリメロ クロノグラフ パワーリザーブ
（名前が長い！）です。
この記事では、この時計の解説と長所短所を含む感想、使えるシーン、借りたときの状態などをレビューしていきますので、レンタルを検討している人にも、購入を検討している人にもお役に立てると思います。
目次
まずはスペックから
| ブランド | ゼニス |
| モデル名 | クラス エルプリメロ クロノグラフ パワーリザーブ |
| 品番 | 03.0510.4021 |
| ケースサイズ | 40mm |
| ケース材質 | ステンレス |
| ベルト | 革（レンタル品は非純正ベルト） |
| ムーブメント | 自動巻き、cal.4021 クロノグラフ |
| 防水性 | 30m |
| 特記事項 | 文字盤オープン、シースルーバック、パワーリザーブインジケーター |
| 現在の中古価格相場 | 変動しますのでこちらを参考にしてください（投稿当時は30～100万） |
この時計の解説
文字盤はクリームがかったホワイトで、一番目を引くのがオープンになって動くムーブメントが見えるところですね。
通常の時計はムーブメントが見えないですし、見えたとしてもシースルーバックと言って裏蓋から見るのが普通ですが、この時計は文字盤からムーブメントの動きを眺めることが出来ます。
次に目につくのが3時と9時に配された2つのスモールダイアル。9時の方は秒針で、スリーポイントの針が回ることで秒を刻みます。3時の部分はクロノグラフの分を計るダイアルです。
6時のところにあるのがパワーリザーブインジケーター。どのくらいゼンマイの巻き上げ残量を表示してくれます。
ゼニスのリュウズには星のマーク。元々、Zenith というのは「天頂」という意味です。なので星のマーク。
リュウズの横にはクロノグラフのボタンが配されています。横長で押しやすいです。
裏蓋はシースルーバックで、ムーブメントの中身が見られるようになっています。ゼニス エル・プリメロのムーブメントは、1988年～2000年までロレックス デイトナに使われていました。
今ではロレックスはすべて自社ムーブメントで、このときのエル・プリメロのムーブメントがロレックスが使っていた最後の他社ムーブメントということになります。
ロレックスが使いたいと思うような傑作ムーブメントcal.400の、その系譜を継ぐムーブメントですね。
ご覧の通り防水性は30mですが、水に濡れることは想定した時計ではないため、生活防水程度に留めています。裏蓋を止めるビスが見えますが、スポーツウォッチに比べてあまり防水性は高くないことを物語っています。
03から始まる電話番号みたいな数字はリファレンスナンバーです。日本人にとっては紛らわしいですね。
ケース径は40mでやや大きめですね。僕の腕周りが16cmとやや細めなので、ちょっと大きく見えます。ただし服を着たらあまり大きく感じません。
この時計のいいところ
この時計のいいところは、眺め続けてても全く見飽きないところですかね。文字盤に多数の機能が配されていて、テンプも動いているし、見飽きないです。
パワーリザーブは後どのくらいかな？なんて眺めることもしばしば。
あと、普通フォーマルで使えそうな時計ってシンプルな場合が多いんですが、この時計は多数の機能があるわりにフォーマルでも全然行けそうです。
この時計のダメなところ
この時計の長所として先ほど挙げた、オープンダイアルとパワーリザーブ、実はこれが逆に短所にもなります。この時計の一番の難点は視認性が悪いところです。
上の写真のように、オープンダイアルのところに針がいくと、一瞬、針がどこを指しているか分かりにくいんですよね。
さらにパワーリザーブの針が短針や長針と見間違えることもしばしば。このあたりは慣れると問題無くなるんでしょうけど、最初は結構戸惑います。
あと秒針が３本あるのもちょっと意味不明ですね・・・ まあ秒針なんて普段見ないですけど。
どんなシーンで使える？
この写真は都内の高級ホテルのロビーにて。着けてて全く恥ずかしくないですね。フォーマルな場によく合います。
虎ノ門のビジネスビルにて。ビジネスに使うのも全然ありだと思います。
デートで恵比寿のお店でも。
KARITOKEで借りたときの時計の状態は？
この時計のKARITOKEでの説明文によると商品状態は「細かいキズあり」となっていました。確かにベゼルなどに細かいキズはありましたが、ほとんど気にならないレベル。
風防にはもちろんキズはなく、目立った汚れなどもありませんでした。
この時計が luxuryプランということで税込16,280 円/月だけど、ポイント利用でだいたい12,000円ぐらいで借りられます。
＼＼1200本以上レンタル可能！／／
KARITOKE公式サイト
