ウブロのサブスク・レンタルサイト６選、実際に借りてみた。

成功者が持つイメージがあるウブロ。購入するとなると100万円以上のモデルがざらにありますが、レンタルだとお手頃価格で購入可能です。出かけるときに着けるため借りるのもよし、購入検討のために借りるのもよしですが、複数あるレンタルサービスでどこがいいでしょうか？ここではレンタルサービス７社を比較してみましょう。また実際に借りたウブロビッグバンの状態などもお伝えします。（データは2022年3月22日現在）

ウブロが借りられるサブスク・レンタルサービス

ウブロが借りられるレンタルサービスはいくつかありますが、こちらでは7社を紹介します。

・KARITOKE
・ウォッチレント
・ROLLY
・ベリーウォッチ
・ウォーレン
・ウブロレン
・毎月時計

カリトケ

まずはKARITOKEです。数ある時計レンタルサービスの中でも最も時計の種類が豊富で、会員数も多いのがこのサービス。ウブロだけでも81本あります。クラシック・フュージョンが41本、ビッグバンが36本と、圧倒的な在庫量を誇ります。ビッグバンは36本中、30本が21,780円なので選びやすいと思います。

サービス名	KARITOKE
ウブロ本数	81本
他のブランド、本数	52ブランド以上、1243本
ビッグバンのレンタル料金（月額）	21,780～32,780円（税込み）→ 割引で安くなります
クラシック・フュージョンのレンタル料金（月額）	21,780円（税込み）→ 割引で安くなります

＼＼1200本以上レンタル可能！／／
KARITOKE公式サイト

ウォッチレント

ウォッチレントもなかなか本数が多いサービス。全部で496本の時計が用意されています。ただしウブロの本数は10本と少なめ。調べた時はウブロで貸し出し可能な時計はありませんでした。

サービス名	Watch Rent
ウブロ本数	10本
他のブランド、本数	29ブランド、496本
ビッグバンのレンタル料金（月額）	21,230～31,900円（税込み）
クラシック・フュージョンのレンタル料金（月額）	21,230円（税込み）

ROLLY

Rollyは老舗呉服店を経営する会社が運営しています。確認した時点では、ウブロは5本ラインナップ、ただし全部貸出中。他の商品も1本除いてすべて貸出中でした。人気が高いのか、商品数が少ないのか・・・

サービス名	Rolly
ウブロ本数	5本
他のブランド、本数	10ブランド、72本
ビッグバンのレンタル料金（月額）	23,800円（税込み）
クラシック・フュージョンのレンタル料金（月額）	23,800円（税込み）

ベリーウォッチ

Very watch は全体的にウブロに力を入れているようですね。ただクラシックフュージョンは20,000円から借りられるので、比較的リーズナブル。ただし2022年3月23日現在、レンタルサービスを停止中とのこと。残念！

サービス名	Very Watch
ウブロ本数	16本
他のブランド、本数	9ブランド、76本
ビッグバンのレンタル料金（月額）	27,000円（税込み）
クラシック・フュージョンのレンタル料金（月額）	20,000～27,000円（税込み）

ウォーレン

Warenは建築関係の会社が運営する時計レンタルサービス。ウブロの本数は24本となかなか。

サービス名	Waren
ウブロ本数	24本
他のブランド、本数	26ブランド、112本
ビッグバンのレンタル料金（月額）	19,800～34,800円（税込み）
クラシック・フュージョンのレンタル料金（月額）	19,800～34,800円（税込み）

ウブロレン

元々はウブロのレンタル専門サービスだったようですが、今はほとんどロレックス。ネジを作ってる会社の子会社です。だからウブロってことかも。お値段は高め、ビッグバンはレンタルなし。

サービス名	HUBROLEN
ウブロ本数	6本
他のブランド、本数	3ブランド、97本
ビッグバンのレンタル料金（月額）	ラインナップなし
クラシック・フュージョンのレンタル料金（月額）	27,500円（税込み）

毎月時計

ウブロの本数は6本とKARITOKEを除く他のサービスと同じぐらいのラインナップ数。

サービス名	毎月時計
ウブロ本数	6本
他のブランド、本数	9ブランド、51本
ビッグバンのレンタル料金（月額）	29,800円（税込み）
クラシック・フュージョンのレンタル料金（月額）	19,800円（税込み）

ウブロビッグバンを実際借りてみた

いくつか時計のレンタルサービスを紹介しましたが、KARITOKEでビッグバンスティールブラックを借りてみました。ちょっと写真がボケてて申し訳ないです。細かな傷はありますが、全然気にならないレベル。新品とまではいかないけど、古い感じはありません。

バックル部にも細かい傷はあるものの、目立った傷はありません。

バックル表。モデルによってはベルトが純正ではないものもありますが、これは純正。しなやかで古さは感じません。汚れや匂いなどもありません。

シースルーバックもよく見えます。

夜の恵比寿で。どこに着けて行っても恥ずかしくない。

韓国料理屋さんにて。時計好きの店員さんがいて、ちょっと時計の話が出来ました。レンタルだって言うと驚いてました。

KARITOKEでのレンタルはどんな感じ？

KARITOKEでウブロのレンタルをしていますが、どんな感じだったか簡単に解説しますね。

KARITOKEでレンタルするポイント

表示金額より安くなる
多少の傷や故障には保障がある
1,100円で借り換えがいつでも可能

というわけで、以下に詳しく解説していきます。

金額は？

今回借りたビッグバンですが、税込21,780円になります。

ただKARITOKEでは、まず借りた時計のレビューを書いたら10pt貯まります。さらになぜか占いがあって、一回やるごとに1ptで月に10ptまで貯まります。どっちもやると20pt。これは毎月ポイントが貯まります。

実はKARITOKEでは20pt＝20%引き。

なので毎月20%OFFで借りられるので、表示金額が21,780円ですが、17,424円で借りられます。他のサービスよりも安くなります。

壊れたらどうなるの？

気になるのは借りてる間に時計が壊れたらどうするってこと。実際に僕が借りてる間に壊れたことがあります。

詳しくはカリトケでレンタルした時計が壊れた！！！をご覧頂きたいのですが、結論から言うと修理代は０円でした。故障の原因が時計のメンテナンス不良？だったので当然って言えば当然なのですが、電話して状況を話したら、快く受けていただきました。おまけに修理を出す期間はレンタル期間を延ばしてくれるくれるという神対応でした。

KARITOKEで借りた時計が壊れた場合どうなるかまとめました

故障した際のまとめ

細かい傷、ムーブメント故障はKARITOKE負担
革、ラバーベルトの破損汚損もKARITOKE負担
落下や激しいぶつけによる傷は応相談
とにかくトラブルがあったらすぐにKARITOKEに相談すべし

大きな傷などでもKARITOKEで直せるものは直しちゃうみたいです。借り手が原因の故障の場合も、状況を聞いて相談しましょうって感じなので、比較的寛大な印象を受けました。

いつでも借り換え可能

KARITOKEは借りている時計を返却し、その前に予約しておけば、いつでも借り換え可能です。ただし一回1,100円かかります。送料込みなので、往復送料と考えればいいかと思います。だから借り替えたらその分レビューが書けるので、一回借りるごとに次回決済の割引を10%増やせることも出来ます。他のサービスでは一ヶ月に一回しか交換出来ないところが多いので、KARITOKEのこのサービスはとてもありがたいと思います。

結論

なんだかんだで最大手のKARITOKEがいい！

＼＼1200本以上レンタル可能！／／
KARITOKE公式サイト

ウブロについて

以下はレンタル関係なくウブロについての解説です。お時間ありましたら御覧ください。

ウブロの人気モデル

ここではウブロの二大人気モデルであるビッグバンとクラシック・フュージョンを紹介します。

ビッグバン

写真はKARITOKEから

ウブロと言われてまず思い浮かぶのはこのビッグバンでしょう。若い成功者が着けてるイメージで、ウブロ以外の数ある時計の中でも、押し出し感の強いのがビッグバン。僕がレンタルしたときも、なんか着けてるだけで自信に満ち溢れた感じがしましたね。

ビッグバンの特徴

ほとんどクロノグラフ
ケースが横にせり出してる
ウニコを見たらひれ伏せ

ウブロを見て、クロノグラフだったらほとんどがビッグバンです。中にはビッグバンでも3針タイプもありますが、ほぼクロノグラフ。クラシック・フュージョンとのちがいは、ケースの両側にせり出してる部分が、ビッグバンのほうが大きいです。あとビッグバンの中でもウニコは自社ムーブメントが入ってるやつで、通常のビッグバンより格上なのでひれ伏しましょう。

クラシック・フュージョン

写真はKARITOKEから

一方、クラシック・フュージョンはちょっと大人の時計という位置づけか。落ち着いたデザインのものが多いです。ウブロは持ちたいけど、ちょっと落ち着いたのがいいっていう、大人の成功者って感じですかね。ちなみにトヨタの豊田章男社長はクラシック・フュージョンを愛用されています。

クラシック・フュージョンの特徴

ほとんど３針
ケースの横のせり出しが少なめ
ビッグバンユーザーにマウント取られたら「若いな」といなしましょう

ビッグバンとは逆に、ウブロを見て３針だったらほとんどがクラシック・フュージョン。ややこしいことにクラシック・フュージョンにもクロノグラフがあるけど、ほとんど３針。さらにケースの両側にせり出してる部分が、クラシック・フュージョンのほうが小さめ。あとビッグバンのほうが全体に値段が高いので、マウント取られても大人の対応で。

ウブロのブランド解説

ここからはウブロのブランドの特徴を紹介していきます。

ウブロの歴史

1980年にカルロ・クロッコが設立しました。ゴールドケースにラバーベルトという組み合わせで「異端」とも言われましたが、またたく間に欧州の王族や俳優、スポーツ選手から人気を博しました。最初はクウォーツ時計でした。ですが、ラインアップが少なかったこと、機械式を避けてきたことから人気がどんどん落ちていきます。そこでブランパンの再建を手掛けたジャン=クロード・ビバーが2004年にCEOに就任します（後述）。

ここからはざっくりと。2005年にビッグバンを発表、2008年にウブロはLVMH（ルイヴィトンモエヘネシー）に会社を売却。2010年には自社製ムーブメントウニコを開発。さらには創業時の「クラシック」という時計のデザインを踏襲したクラシック・フュージョンを発表し、人気を不動のものにしています。

すごいおっさん、ジャン=クロード・ビバー

表紙の人がジャン=クロード・ビバー

このジャン=クロード・ビバーがすごい。時計業界では伝説の人物です。彼が就任してまずやったのは、機械式のムーブメントを取り入れたビッグバンを発表したこと。「フュージョン（融合）」のコンセプトの元、チタンやカーボン、セラミックなど、さまざまな素材を組み合わせて時計を作りました。今までそんなの無かったし、創業者が作ったゴールド＋ラバーのスピリットを受け継いだ形ですよね。

さらに彼は宣伝広告でも手腕を発揮します。F1界のドン、バーニー・エクレストンが暴漢に襲われてウブロの時計を盗まれたとき、殴られてアザがある写真を掲載し「ウブロのために人がどこまでやるか見るといい」というキャッチコピーを着けました。ちなみにジャン=クロード・ビバーとバーニー・エクレストンはお友達だそうです。

また、テレビでサッカー中継を見ているときに、ある人物がウブロの時計をしているのをみて「あの人とコラボがしたい！」と言って生まれたのがマラドーナモデル。実はこのときジャンはマラドーナのことを知らなかったそうです。