「ださい」
「人気がない」
「安っぽい」
「すぐ壊れる」
などなど、ネットでの評判が散々との噂があるゼニスですが、果たして本当にひどいのか?実機で調査しましたので、ご報告します。
目次
どんな評判?
まずはこちらを御覧ください。
Googoleに「ゼニス」と入力するとサジェストでこんな感じで出てきます。サジェストに出るってことは、多くの人がこのように検索しているってことです。
つまり「ゼニス ださい」「ゼニス 安っぽい」「ゼニス 後悔」などで検索する人が多いということになります。こりゃサジェストじゃなくサディストですね。
とはいえ実際に検索してみると、そんなゼニスをディスるような記事が多いかといえばそうでもないんです。むしろ褒める記事が多い。
まあわざわざ記事にしてまで、ゼニスをディスるなんて相当ゼニスのことを憎い人でしょうから、そこまでの人はいないでしょう。
実際のゼニスはどう?
さてゼニスの時計は実際にダサいのか?時計のサブスクでおなじみのKARITOKEでゼニス クラス エル・プリメロを借りてみました。この時計のレビューも参考にしてみてください。
ダサくない
むしろかっこいいし、安っぽくもありません。
人気の面に関しても、当サイトが独自で調べた人気ランキングではゼニスは全体の14位とまずます。そこまで上位ではないけど、人気がないということはありません。
歴史的にはどう?
ゼニスは歴史的にもしっかりしてて、設立は1865年。ロレックスの設立の40年前ですね。創業者はジョルジュ・ファーヴル=ジャコ氏。「雑魚(じゃこ)は銭(ぜに)になる」と覚えましょう。
最初は別の名前でしたが、1900年の万博に「ゼニス」という名前の懐中時計用ムーブメントを出品して金賞を獲得し、それがバカ売れ、その後社名をゼニスと変えています。
昭和初期には日本の国鉄で懐中時計が正式採用されています。当時は「ゼニット」と呼ばれていました。
その後、クウォーツショックで経営はボロボロになり、アメリカ資本に買われたのですが、自動巻きムーブメントはやらないから金型も設計図も捨てろーーーって言われたんだけど、当時の職人さんが屋根裏に隠しておき、再びスイス資本が入った時にこっそり出してきて自動巻きムーブメントが復活したというオモシロエピソードもあります。
ムーブメントがすごい
そんなわけで創業時からゼニスのムーブメントは世界的に認められてきたわけですが、その中でもエル・プリメロのクロノグラフムーブメントは1988年から2000年まで、ロレックスのデイトナに供給されてきました。この時期のデイトナは全部ゼニスのムーブメントなわけです。
つまりロレックスデイトナがあるのも、屋根裏に設計図を隠したゼニスの職人のおかげ?
ただちょっとだけ・・・
ただちょっとだけ、着けてみて感じたのは、存在感が少ないかも・・・ってことです(個人の感想です)。やはりロレックスやオメガ、ウブロ、パネライ、ブレゲなどと比べると、押し出し感っていうか、存在感が無いような気がします(個人の感想です)。
ケース径の問題か?とも思ったんですが、ロレックス エクスプローラーIやエアキングなどはケース径が小さいし、デザインもシンプルだし。正直、格落ち感のあるタグホイヤーの方が存在感はあるなぁと(個人の感想です)。
まあゼニスって言っても、写真の時計しか着けてないので、他のモデルなら存在感バッチリ!かもしれませんね。
後悔しないために・・・
もしあなたが購入を検討されていて、この記事にたどり着いた人なら・・・かなりの葛藤がおありでしょうね。買いたいけど評判が気になる、そんな感じでこの記事にたどり着かれたことでしょう。
買った後に後悔しないために、また購入の意思を後押しするために、一度レンタルしてみるのはどうでしょう?
KARITOKEではゼニスを始め1200本以上の時計をレンタルすることが出来ます。初月は割引になっていることが多いです(時期によって異なります)。
時計店で着けた感じと、借りてしばらく使ってみるのとでは、感じる雰囲気が全然違いますよ。一ヶ月借りて使ってみて、その上で購入するならほぼ後悔はしないでしょうしねー
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KARITOKE公式サイト